【勤続年数が長いからといって、その人がした仕事の値打ちが上がることにはならない】

派遣社員

今、世間で「同一労働・同一賃金」という言葉を良く目にします。

 

一億総活躍というスローガンのもと、非正規社員のような格差をなくすために政府が「同一労働・同一賃金」と方針を打ち出しているのです。

 

つい先日も同一労働同一賃金についてガイドライン案が提示され、良い例、悪い例など具体的な例が示されました。

 

例えば、勤務年数がただ長いだけではNGで「これまでの職業経験が現在の業務に関連性を持たない場合」を悪い例として提示されました。

 

「年次」ではなく、「どんなスキル・経験が身についているか」

 

これまでの日本は年功序列という考え方が色濃く、その背景として「年次が重なれば職務遂行能力が高まる」という考え方が前提にありました。

 

今回のガイドラインは、「年次が高まることによって、どのような職業能力が身につくのか」という点を具体的に提示しなければならないとしており、単に勤続年数が長いというだけで高い給与を求めることが難しくなってくるのです。

 

ただ、このようなガイドラインが本当に適用されるとなると一部の人から不平不満が出る可能性があります。

 

「勤続年数が長ければ、業界経験も豊富だし、その経験が業務に活かされているはず」と、、、

 

しかし多くの場合、働き始めて数年もすれば本人の値打ちが上がっていないという人が多いのではないでしょうか。

 

ある程度の経験が積み上がればあとは要領よくできるようになるため、それからの成長に手を抜いている。

 

20年勤めていたとしても20年の経験を積み重ねたのではなく、単に同じ1年を20回繰り返しただけ。

 

単に繰り返しただけの経験は、その人の値打ちを上げたことにはなりません。

 

ここで忘れてはならないのが経営者の視点です。

 

もし、あなたが会社を経営する社長だったとします。

 

そしてその会社が創業20年だったとします。

 

会社を20年続けてきたからといって、創業1年の競合他社よりも必ず利益が高いと言えるでしょうか。

 

長く働いていることが価値を決めるのではありません。

 

常に価値を決めるのは、市場であり、顧客です。

 

市場や顧客からの支持を得るために、常にスキル・経験を積み上げる努力をする必要があるという事を忘れてはならないのです。

 

 

追伸:今日はクリスマスイブですね。こんな日もこのブログに目を通しているあなたは確実にスキルを積み上げていると思います。

 

是非、そのスキルにドライブをかけるために、年末年始用に本を2,3冊購入してしまいましょう!


では、メリークリスマス!

 

 

2016年12月24日コラム営業