【AIに代替できないものは関係性。関係性が今後も最大の資産となる】

囲碁や将棋の世界で、AIが人間に勝利したことをきっかけにAIの話題が世間をにぎわせています。

 

そんな中、AIに代替される職業について多くのところで解説されており、自分自身の職業が危うくないかなど思わず見てしまうことがあるのではないでしょうか?

 

巷で代替されると予想されている職業は、「銀行の融資担当者」を初めとしたオックスフォード大学、マイケル・A・オズボーン准教授が提示した職業一覧が有名です。

 

しかし、そのような一覧がなくともシンプルに考えると、まずなくなる職業は何となく分かります。

 

まず、その最初にあがるのは単純作業の職だと思います。

 

工場の作業員など、一定の作業を繰り返し行うような職については、AIが最も得意とする分野であると思います。

 

そしてその次に正確性が何よりも求められるような、経理担当などもAIが代替する可能性が高いと推測できます。

 

人は、疲れている時や心理的な不安を抱えている時にミスをしてしまうことが多いですが、AIにそのような心配はいらないからです。

 

また、自動運転装置などの開発がどんどん進んでいる背景からも、トラックやタクシーの運転手も代替される可能性が高いと予想できます。

(運送業の人手不足からも、ここはいち早く着手すべきだとも思います)

 

では、逆にどのような職業がAIに代替されないかと考えると、以下のような職業が想像されます。

 

まずは、「人間味が大事な職業」。

 

旅館のスタッフや小料理屋、幼稚園や小学校などの先生も代替される可能性は低いのではないでしょうか?

 

小料理屋の大将に「最近の俺は踏んだり蹴ったりだよ・・・・」と愚痴をこぼした時に、全てを察した笑顔はAIにはできない芸当です。

 

そして他には、「コミュニケーションが価値となる職業」

 

例えば、営業マンやカウンセラー、そして医者や看護師、介護士などもそれに該当するのではないかと思います。

 

値引き交渉をしているのに、機械的に「もうこれ以上は安くなりません」と言われても腹が立ちます。

 

「もうこれ以上安くできない」を、いかに演出するか。

 

申し訳なさそうに「もうこれ以上は安くならないんですよ・・・」と言った方がお客様としても納得がいくのではないでしょうか?

 

ここまで無作為に、AIに代替される職業と、代替されにくい職業をあげてきましたが、その境界線を一言でいうと、いったい何なのでしょうか?

 

AIが唯一、代替できないものは「関係性」

 

 

 

 

 

 

人間にあってAIにないもの。

 

やはりそれは感情や共感を通して得られる「つながり」ではないでしょうか?

 

例えば、訪問したお礼状をAIからもらったとしても、どこかそれは計算されて送ってこられたような印象を受けるため、あまり価値を感じません。

 

また、いくらコミュニケーション技術や表情を精密にしたとしても、相手がロボットであると考えると、気持ちのどこかで不足感を感じると思います。

 

また、そこを精密にするために、莫大な費用と労力をかける意味もあまり見出すことができません。

 

となってくると人がフォーカスして価値を生み出していける場は「関係性」。

 

そして、今後はAIという技術が発達して、多くの職業が人間からAIに代替されればされるほど、人とのつながり・関係性の価値は大きくなり、人的な関係性を重要視した企業がより発展していくのではないかと思います。

 

 

2017年04月15日コラム営業