【「会社を食べさせている」というプライドは営業だけが持てる】

「ゆとり世代を逆に利用しろ!」

 

ある研修で思わずこんな事を口走ってしまいました。

 

先日、20代の若手営業向けに商談ロープレの企業研修をしていると、お客様と話す言葉としては不適切な言葉が出てきたのです。

 

さすがに、その言葉は40、50代以上の方が耳にすると不快感を与える恐れのある言葉。

 

意味が通じない訳ではないが、ビジネスの場では不適切かと思い指摘しました。

 

現在の20代のビジネスマンというと、ほとんどの方が平成生まれ。

 

いわゆる「ゆとり世代」と言われる世代です。

 

世間一般的には、「プライベートを優先する」「チャレンジ精神が薄い」「甘やかされた世代」「ストレスに弱い」などと言われています。

 

しかし、私の解釈ではこのような人間はどの世代でも一定数は存在し、特にゆとり世代だからどうのこうのという話でもないと思っています。

 

ただ、「ゆとり世代」と定義づけられたことと、世の中の多くの場所でゆとり世代についての情報が発信されることにより、悪い点ばかりが目につくようになっているのだと思います。

 

しかし、この事実は非常にゆとり世代にとってはフリな状況で、少しでも発言にミスがあると、

 

「これだから“ゆとり”は・・・」

 

とレッテルを貼られる世代になっているのです。

 

ある意味、ゆとり世代は世間から低く見られがちな世代に生まれてきたとも言え、人種差別といっても過言ではないかもしれません。

 

しかし、そんな時代に生まれてきたからこそ言葉づかいや礼儀に気をつけると「あれ?」と思ってもらえる。

 

「ゆとり世代なのにしっかりしてるね」という印象を与えるチャンス。

 

差別の世界には必ずしもデメリットだけが存在する訳ではなく、こういったメリットも存在するという事を忘れてはならないのです。

 

 差別のある世界は悪い世界ではない

 

 

 

 

 

 

差別という言葉を聞くと悪い印象を持つ方が多いと思います。

 

人は全てにおいて平等にあるべき。

 

こんな清い心が日本人にはあるでしょう。

 

しかし、営業の世界では平等であってはならない。

 

「平等ではなく、公平であるべきだ」

 

こんな言葉を新人営業時代に叩き込まれた記憶があります。

 

平等とは、報酬が平等に与えられる機会を設けるということ。

 

公平とは、公に平等という意味で、単に均等という意味ではなく、内容を加味した上での平等という意味。

 

要は、公平は成果を上げている者は称賛され、上げていないものは同様には扱われないという意味です。

 

一見、信賞必罰を明確にするという事なので、厳しいことに思えるかもしれません。

 

そして今の時代にそぐわないと考える方もいるかもしれません。

 

しかし、この差別があるからこそ、逆に目標を達成した時にプライドが持てる。

 

そしてこの差別が色濃く出る営業という職種だからこそ、あえて「会社を食べさせている」ぐらいの事は思っても構わないと、私自身は強く思っています。

 

 

追伸:ゆとり世代の暴言についてネット検索していると思わず笑ってしまう内容が書かれていました。

 

先輩社員に「了解しました」と伝える際に「りょ!」と言ったそうです。

 

そんな人間が本当にいるのかと思いながらも、笑いをこらえることができませんでした。

 

 

2017年06月24日コラム営業