【なぜそれを売っているのか?あなたと商品との関連性を伝えられないかを考えろ】

 

「ついに来た!」

 

先週1週間はほとんどが出張で、家にいたのは水曜日のみ。

 

滞在時間も約7時間程度とほとんど家の中の事を把握できない状態でした。

 

それもようやく週末に落ち着き、家に帰ると“あるもの”が届いていたのです。

 

その届いていたものとは、先週末に注文した「加圧シャツ」です。

 

「ついに来たか~」

 

そう思いながら開封し、中身を取り出してみたのです。

 

「小さいな~」

 

中身を取り出すと、非常にタイトなシャツが・・・

 

加圧を強くするためにあえて「Sサイズ」を注文したのですが、少しやりすぎたか・・・

 

そう思いながら着用してみると、意外に入らない程ではない。

 

思っていた以上に着心地は悪くなく、それでいて良い締めつけ具合。

 

早速、筋肉隆々になるためにランニングに出かけました。

 

ランニング中は良いフィット感で走りやすい。

 

そしてなんだか体が熱くなっているような気がする。

 

「これが加圧効果か!何か脂肪が燃焼されているような気がする!」

 

そう思いながらランニングを終え、風呂場に行って鏡を眺めながら、何か筋肉がついたように思えたのです。

 

恐ろしいぐらいの「認知不協和」

 

人は商品を購入した後に、後悔したくないという思いから、購入したことが良い選択だったのだと思い込もうとする心理が働きます。

 

そして、購入した後に更に加圧シャツについての情報収集。

 

様々なサイトで加圧シャツのことが情報公開されており、その情報をくまなくチェックしていたのです。

 

そして、そのレビューを検索している間、良いレビューだけでなく、悪いレビューも目に入ってきます。

 

「実は加圧シャツは全く効果がない」

「着ているだけでは全く意味がない」

 

そんな書き込みも目にしましたが、認知不協和とは恐ろしいものでそういった類の情報は全く気になりません。

 

購入する以前は商品に対する悪いレビューをくまなく確認していたのですが、購入した後は良いレビューをくまなくチェックしているのです。

 

「加圧シャツは運動することで更なる効果あり」

「姿勢の矯正にも良い」

「インナーとして着ているとスーツがよく似合う」

 

そんなレビューに

 

「そうか!ランニングしている私にはうってつけ!」

「姿勢を矯正してくれるのはありがたい。講師業には姿勢は欠かせない」

「着ているだけでスーツが似合う体になるのなら筋肉がつかなくてもメリットはあるか」

 

次々と自分との関連性を見つけ商品を購入したことを納得させようとしていたのです。

 

「いや~!良い買い物をしたな~」

 

典型的な消費者心理を久々に体験した週末だったのです。

 

 

 関連性がセールスを制す

 

 

 

 

 

人は商品を購入すると、そこに関連性を見出します。

 

自分自身と商品とが、どう結び付くのか。

 

自分自身の悩みと商品が提供してくれるメリットとどう結びつくのか。

 

そういった関連性を探しだそうとします。

 

そしてそれは商品だけでなく、誰が提供しているかという事にも関連性を探し出そうとします。

 

以前、野村證券で研修をしていた時に、あるトップセールがこんな事を語っていました。

 

「私がなぜ野村證券に就職したのかというと、私のおじいちゃんが証券マンに勧められた株で大損して大変な目に合ったからです。本当にかわいそうだった。だったらなぜって人から良く言われるのですが、だからこそ私がこの業界に入って証券業界を変えたいと思ったのです」

 

この言葉を聞いてあなたはどう思うでしょうか?

 

「こんな思いを持った証券マンなら信用できる」

「騙されるのではないかと思っている私の不安を解消できるのはこの証券マンしかいない」

 

そう思ったのではないでしょうか。

 

なぜ、あなたが今の商品を売っているのか。

 

そこに関連性を紐づければお客様とも関連性を持つ可能性が高くなります。

 

今は、「何を買うか」ではなく「誰から買うか」の時代。

 

あなたが今の商品を売っていることへの関連性を見つけ、お客様にそれを語ってみてください。

 

その関連性があなたのセールスを強力にしてくれるツールになる事は間違いないと思います。

 

 

2017年12月24日コラムマーケティング