【価格に抵抗感を持つ顧客に、商品の良さを訴えても意味がない】

「ん?かなり高くないか?」

 

ある日の週末、電卓をたたきながら、ふとこう思ってしまいました。

 

以前のブログにも書きましたが、私はある事を企画しています。

 

その企画とは、娘の卒業旅行。

 

娘は中学3年生で、もうすぐ高校受験です。

 

その高校受験で第一志望に受かるために、日々、勉強に励んでいます。

 

そんな頑張る娘のために企画したのが卒業旅行。

 

受験を終え、勉強の疲れを慰労する意味で、この旅行を企画しているのです。

 

そしてその目的地はディズニーランド。

 

今回の旅行は、かなり特別感を出したいと思い、予約したホテルはディズニーホテルです。

 

休みがうまく調整できずに、結局は土日を絡めての旅行となりますが、土曜日は東京観光、そして日曜日の夜にディズニーホテルを予約し、日曜日と月曜日の2日間でディズニーを堪能するという企画です。

 

ディズニーホテルというのは、ホテルを予約するだけでなくディズニーランドの入場券やファストパスチケット、レストランの予約もセットに付けることができます。

 

当然のことながら2日間を完全に満喫するためにファストパスチケットの枚数が多いものを選択。

 

そして食事も予約。

 

そこでふと思ったのが、ディズニー前夜に泊まる場所です。

 

2日間のディズニー堪能のためには初日も朝一番から入場する必要があります。

 

とはいえ、土曜日はディズニーで遊ぶ予定はないので、ディズニーホテルを取る意味はあまりありません。

 

そこで考えたのがディズニーホテルとはいかないまでも近隣のホテルでの宿泊です。

 

ほとんど併設と言って良いぐらいの場所のホテルを予約し、前日は体力的にも万全にするために、そのホテル内で食事も予約。

 

前日は夕方ごろにチェックインしてホテル内で食事を取り、そして早めに寝て、当日はオープンからロケットスタートで楽しむという2日間のディズニーを完全に堪能するためのプランができあがったのです。

 

そして3日間の食事代などを予想し、いざ電卓を叩いてみると・・・

 

「ん?かなり高くないか?」

 

たった3日間の旅にも関わらず、まぁまぁなお値段。

 

「う~ん、ちょっと使いすぎか?まぁ、元々はハワイ旅行にしようと言っていたぐらいなので良いか・・・」

 

「いや、それにしても国内旅行でこれはやりすぎか・・・」

 

そう困惑している中で、土曜日の宿泊先を取っていないことに気づき、土曜日の宿泊先をリサーチ。

 

ハイクラスホテルにするか否か(当初の予定ではそうであったため)に悩みましたが・・・思わず普通のホテルをチョイス。

 

「まぁホテルのレベルが日に日に上がっていく方が、コントラスト効果によって喜ばれる可能性は高いだろう」

 

さも論理的に結論を導き出しているように見せて、内に秘める恐怖心を隠しながら、震える手で予約ボタンを押したのです。

 

 

 比較の基準を変える

 

 

 

 

 

 

価格を安く感じるか、高く感じるかは、その時の比較対象に大きく左右されます。

 

当初はハワイ旅行との比較だったのが、国内旅行との比較に変わることで高く感じる。

 

金額は同じでも、比較する対象が変われば価格に対する感じ方は変わってくるのです。

 

人は、質の高い商品やサービスを望んではいるものの割高に一度感じてしまったら余程の追加サービスがなければ納得しません。

 

そして多くの営業マンが価格への抵抗に商品の価値を訴えかけますが、そうそう覆せるものではありません。

 

そんな時に、価格の抵抗を覆す有益な方法が比較の基準を変えることです。

 

もし、あなたが商品を提案してお客様が難色を示したのであれば、商品・サービスの良さを伝えるのではなく、比較対象を変えてみてはどうでしょうか?

 

意外にあっさりと物事が進んでしまう事に驚くのではないかと思います。

 

 

2018年01月13日コラムマーケティング