【営業力は未来をコントロールする力である】

リビングでふとテレビを見ているとあるニュースが目に飛び込んできました。

 

それは「はれのひ」の社長の記者会見です。

 

成人式の当日に会社を倒産させ、雲隠れしていた社長が記者達に囲まれ、質問攻めにあっていたのです。

 

記者達は執拗に「逃げていたのではないですか?」と責め立て、被害者もテレビに出演し涙ながらに被害を訴えかけていました。

 

しかし、その番組を見ていると何か違和感を覚えたのです。

 

社長の会見のコメントは、至って普通の人。

 

計画倒産ではないかと疑われているものの、本当にそうであれば記者会見など出ないはず。

 

そして被害者が涙ながらに被害を訴えかけていましたが、撮影場所は被害者の家。

 

そして、一人の女性をドアップで撮影。

 

穿った見方かもしれませんが、何か報道陣に作られた感があり、違和感を覚えたのです。

 

過去に中小企業の倒産現場を何度も見てきましたが、倒産する会社のほとんどは周囲に迷惑をかけます。

 

取引先、金融機関、保証人となった友人・知人、そして家族。

 

関係している人は怒り狂い、泣き出す人も山ほど見てきました。

 

そして、そんな中、雲隠れどころか本当に行方不明になる経営者も山のようにいました。

 

それがなぜ大企業でもない当社がここまで叩かれているのか、が不思議になったのです。

 

そんな事を考えていると、ふと昔の事を思い出してしまいました。

 

そして会社を倒産させた社長の顔を思い浮かべ、倒産する企業の共通点を何となく考えてみたのです。

 

「資金繰りに杜撰というのは、ありきたりの共通点」

 

「採算度外視でも立場が弱いため受注する」

 

「現場の最前線で働いていることが多い」

 

「組織が少し大きくなると管理系の仕事をやりだす」

 

「資金繰り、人件費などを含めた採算管理」

 

「業績が傾けば資金調達、銀行交渉」

 

「あれ?そういえば営業に時間を割いている経営者をあまり知らない?」

 

「どうやって仕事を取っているんだ?」

 

「ほとんどの経営者が前職の人脈や取引先からの紹介」

 

「そして倒産する会社の社長のボヤキが、取引先から仕事が少なくなって景気が悪い・・・」

 

「取引先は常に固定」

 

「倒産した企業の社長との会話で、新しいところを開拓する話など聞いた事がない」

 

いつも会社の経営が上向くか否かは、景気次第という考え方が共通項として浮かび上がってきたのです。

 

 

セールスは会社経営の最優先事項

 

 

 

 

 

よく良い商品を開発すれば売上が上がるという経営者はいます。

 

そしてサービスの品質を上げればお客様は来てくれるという話もよく聞きます。

 

しかし、それは既に一定の顧客層を獲得している大企業の話。

 

ディズニーやリッツカールトンのサービス品質の高さをマネる前にやるべき事があります。

 

企業は利益を稼ぎ出さなければ、新商品を開発することや教育に投資してサービス品質を高めることもできない。

 

全てにおいて、まず売上が先なのです。

 

商品力が先か、営業力が先か。

 

差別化できていない商品であっても営業力が優れていれば、未来を勝利に導くことはできるが、その逆はない。

 

その事を頭に刻み、セールスを絶え間なくやっていかなければならない。

 

セールスマインドを持つことが何となく悪いことのように思えるかもしれませんが、セールスマインドを持たざる者が周りに迷惑を掛けているという事実もある。

 

あなたが未来をコントロールしたいのであれば営業力は最高の武器です。

 

そしてその武器を研ぎ澄ませるために常にアイデアを出し続け行動することが、経営、ひいては人生を安定化させていく最優先事項なのです。

 

 

2018年01月28日コラム営業