【熱意や情熱だけで成功するというのは妄想でしかない】

来週より名古屋事務所が移転します。

 

私が入社以来お世話になった錦橋ビルから来週よりクロスコートタワーに移転になります。

 

昨日、金曜日はその最終日。

 

思い残すことが無いように、近隣の飲食店で最後にランチする先をチョイスしていました。

 

どこに行こうか・・・

 

近隣のラーメン屋はかなりのリピートを繰り返したため、改めて行く程でもないかと思いつつ・・・

 

しかし、ラーメン屋を外すと意外にたいして行きたい所がない・・・

 

う~ん、何かないものか?

 

そう思っているとある飲食店が頭に浮かびました。

 

そのお店は名古屋事務所から徒歩数分で行けるトンカツ屋。

 

このトンカツ屋のホールを担当しているおばちゃんが笑えるぐらいの塩対応。

 

それを思い出し、名古屋事務所最後のランチをそのトンカツ屋で食べることにしたのです。

 

昼食はいつもズラしていくタイプですが、この日は12時半頃に外出。

 

そしてその徒歩数分のトンカツ屋に向かったのです。

 

いつも満席という事もあり、今日は席が空いているかなと中を覗いてみると半分以上が空いている。

 

すぐに入れそうだと思い入店。

 

(以前、満席の時に入店したらおばちゃんに出ていけと言わんばかりの対応されたことを思い出す)

 

そして座敷の席に座り、部下と共にメニューを決める。

 

そしておばちゃんを呼ぶと、不愛想にテーブル横にポジショニング。

 

「何にしますか?」という優しい言葉は一切なく、アイコンタクトで「はよ、メニュー言え」と威圧。

 

そして部下と共に注文すると、テーブルにあったメニューを取り上げテーブルの下に放り投げる。

 

その行動を目の当りにして部下と目が合い、笑いが込み上げる。

 

「相変わらずの塩対応やな~」

 

こんな事を思いながら注文した料理を待っていたのです。

 

そして料理を食べると、これがまたウマイ!

 

接客とは反比例して表に一切出てこないオヤジのこだわりがにじみ出ていてかなりのハイレベル。

 

料理はうまいのに接客がなぁ~、本当に惜しい・・・

 

そう思いながらお店を後にしました。

 

食事が終わり、帰り道に食べログ評価を改めて見ると評点は3.2点。

 

しかし、正直3.2点で留まるような味のレベルではない。

(個人的には3点台後半でも全然納得できる)

 

そして料理のうまさから考えると毎日行列ができていてもおかしくない。

 

オヤジは料理が好きで、それを追及していれば良いと思っているのかもしれないが、重要な点を見落としているかもしれない。

 

この名物おばちゃんが良いのではないの?という意見もあるかもしれないが12時半の時点で席が半分空いている事にも違和感がある。

 

もっともっと売れるはずなのに・・・

 

オヤジは好きな事だけを追求するのではなく、市場にもっと目を向けるべきではないか・・・

 

なぜか、そんな気がしてならない現事務所最後のランチタイムだったのです。

 

 

市場に目を向けろ!

 

 

 

 

 

 

「好きな事をやって儲ける」という類のセミナーや書籍は多くあります。

 

しかし、本当に自分のやりたい事だけやって儲けられるという現実はあまりありません。

 

やりたいことがスタートであったとしても、儲けるためにはマーケットを見ていかなければ本当に儲けることはできません。

 

情熱を持ってアプローチしていても、その内容が営業側のご都合主義の提案では全く響かない。

 

響かないどころか、ご都合主義のプレゼンテーションは相手にどんどん主導権を与えてしまう結果になり兼ねません。

 

ビジネスは市場の需要に応えるべきものであって、断じて自分の喜びを得るためのものではありません。

 

好きな事を追求していれば、お金は後からついてくる。

 

確かにそれは理想的ではありますが、そんな理想論はお金と時間を余らせている暇人に任せて我々は現実を見なければならない。

 

ビジネスはそんな甘い世界ではないのですから。

 

 

2018年06月09日コラム営業