【違和感のある情報を吸収してこそ、成長がある】

「いつまで大量行動を続けるのですか?」

 

現場でコンサルティングをしていると、よくこのような質問を受ける事があります。

 

コンサルティングのスタート段階では現状維持バイアスを外すために大量行動を実施することが多いのですが、必ずこういった意見が出てきます。

 

そしてスタートしてわずか1カ月にも関わらず、もう「やる意味がない」と叫ぶ人も出てきます。

 

更に、なぜか大して行動量を増やしていないにも関わらず、「闇雲に行動量を増やしたために営業活動がうまくいかなくなった」という人物まで現れてきます。

 

人というのは慣れない行動を起こすことに非常に違和感を覚えます。

 

例えば、ビジネス本などもそうです。

 

あなたがいつも選んで購入する本は、いつも似たようなテーマ。

 

あなたが興味関心のあるテーマについては多くの情報を摂取するのですが、興味のないテーマだと読む気がしない。

 

また、興味のあるテーマだったとしても自分の意に反する内容が記載していると、その書籍を批判したり、読むことを止めてしまうという事もあると思います。

 

このような心理現象を我々は「現状維持バイアス」と呼んでいるのですが、この存在は多くの場面で成長への妨げとなります。

 

そもそも成長というのは今と違った事を受け入れるからこそ得られるもの。

 

これまでとは違った事を実践しなければ成長はないのです。

 

でも正直、成果の出ないものまで実践しなければならないのか・・・

 

そんな考えが脳裏をよぎるかもしれません。

 

ここで目の前の方法論が、現状維持バイアスなのか、本当に成果がでないものなのか、を見分ける方法をお伝えします。

 

 

現状維持バイアスの見分け方

 

 

 

 

 

 

今、目の前にある方法論に違和感がある場合、それは現状維持バイアスなのか、そうでないのか。

 

それは「過去に徹底的にやった経験があるかどうか」です。

 

もしあなたが目の前にある方法論を徹底的にやった経験があり、それがうまくいかなかったのであれば、その方法論はすべきでないかもしれません。

 

しかし得てして大量に実践したことがあるものは否定的になりにくいもの。

 

私も過去に1日200本のテレアポを行い6か月間何も契約が獲得できない時期がありました。

 

ここまで大量に行動を行っているにも関わらず契約が取れないとサンクコスト効果により自分の行動に工夫が生まれてきます。

 

ここで「効果的なセミナー営業」に切り替えましょうと言われても、これまでの労力を回収するために大量行動から何らかしらの成果を得たくなるのです。

 

そして大量行動をしながらPDCAを回し、成果が上がり始めた頃には、大量行動が「是」か「非」かという考えすら頭に浮かびません。

 

あなたが目の前にしている方法論に違和感を覚えたのであれば、まずは過去を振り返ってみる。

 

その方法論が徹底的にやりこなした経験がないのであれば「現状維持バイアス」。

 

そして、もし過去に徹底的にやってきたのであれば実は大して違和感を覚えることは少ないものです。

 

あなたがどうしても今の状態が現状維持バイアスなのか、そうでないのかを知りたいのであれば過去を振り返って検証してみてください。

 

多くの場合、その違和感は現状維持バイアスだと分かると思います。

 

 

2018年06月16日コラム営業