【大きな変化をもたらしたいなら小さな違いを見逃すな】

久々のこの感覚・・・

 

先日、部下とある企業に同行訪問し、経営企画の担当の方と面談をしました。

 

私も部下も初めてお会いする人物。

 

どれだけ良い印象を与えるか、どれだけ相手の課題を拾うことができるか、

 

そんなことに集中していると、なんだか話をしている内容に違和感が・・・

 

ゆくゆく話をしていくと、今、目の前にいる方は特に研修や営業強化などを担当していないと発覚。

 

なんてこったい!久々にやってしまった・・・というこの感覚・・・

 

これ以上、話を進めていても案件が発生することなど、まずありえない状況に面してしまったのです。

 

このまま、そそくさと商談を切り上げて帰ることもできたのですが、ある人物の後ろ姿がふと頭をよぎりました。

 

その人物とは、先日うちに飛び込み訪問にきた営業。

 

私は営業されるのが大好きなので、飛び込み営業が来るとよくドアを開け営業トークを聞き入ったりします。

 

その数週間前に来た営業は、私がドアを開けると挨拶をそこそこに営業トークがスタートしました。

 

しかし、その営業トークは完全に棒読み・・・

 

しかも変なジェスチャーまで入れてくる・・・

 

そして挙句の果てにクロージングトークは・・・

 

「なんと!今なら!39,800円!!」

 

なんじゃこりゃ?テレビショッピングか!!と思わず突っ込みたくなるクロージング。

 

そして最後に「とりあえず良いですわ」と断ると、特に申し訳ないという雰囲気を出すこともなく、無表情で隣の家に向かっていったのです。

 

「最後はエライそっけないなぁ~」

 

おそらく彼からは未来永劫、商品を買うことまず無いだろうと、去っていく彼の背中を儚く見守っていました。

 

・・・こんな過去の出来事がなんとなく頭をよぎったのです。

 

同じ轍は踏むまいと思い、何か相手のタメになるもの1つでも置いて帰るかと決心。

 

先方の話を聞いていると全体戦略を描いている部署の担当者。

 

内容を聞いているとかなり先の未来を見据えたミッション。

 

その情報を聞き込み、そのミッションを実現する上で役に立つセミナーをいくつかご紹介しました。

 

そうすると、多少ではあるものの反応を示し、関心を持っていただいた様子でした。

 

そして面談が終了し、私もタダで帰る訳にはいかないため最後に一言。

 

「研修を担当している部署の担当者の方をご紹介いただけないですか?」

 

と話したところ・・・

 

「分かりました。一度話をしておきますよ。連絡先はこのメールアドレスで良いですか?」

 

との返答があったのです。

 

「おし!」(ガッツポーズ)

 

悪い印象を回避するための行動が功を奏した瞬間でした。

 

 

細部に勝機が宿る

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様が営業担当者のどの姿を見て幻滅するのか。

 

そしてどんな姿を見せると快く思ってくれるのか。

 

ふと、思い返すと前職の営業マン時代によく教わっていました。

 

「電話は相手が切るまで切るな」

 

「電話は2コール以内に取れ!それ以上コールしたら『お待たせしました』と言え!」

 

「タバコをふかしながら電話するな」

 

そして新人の頃は、商談前が非常に憂鬱でした。

 

なぜなら一度客先に入れば、全ての動作に神経を張り巡らさなければならなかったからです。

 

契約が流れすぎてトラウマになっていたという事もありますが、商談1件が終了するとよく疲れ果てていたものです。

 

それぐらい細心の注意を払い、お客様と接していたのです。

 

そんなに気を張らなくてもと思うかもしれませんが、ちょっとした動作が会社の売上や利益に大きく影響するという事はよくあります。

 

例えば、マクドナルドで「ポテトもいかがですか?」というわずか数文字の一言を入れただけで利益が倍増したという話は有名です。

 

たった3秒でできる言葉を付け加えただけで、ビジネス全体に大きな影響を与えたのです。

 

他の営業マンとの違い。

 

意外に小さな違いでも顧客にとっては大きな違いになっていることがある・・・

 

その事実を我々はしっかりと肝に銘じておくべきなのです。

 

 

2019年01月12日コラム営業