【これぐらい稼げば上出来だろうという発想は、敗者の発想】

「なるほどなぁ~」

 

先日、何気なくあるセミナー動画を見ていました。

 

特に全部見る気もなく再生していたのですが、講演者の話し方がうまく、いつの間にか引き込まれてしまったのです。

 

そのセミナーのテーマは『自分の市場価値の上げ方』。

 

どうすれば自分の市場価値を上げて、収入を増やすかという話でした。

 

ここで興味深かったのは、時給計算して時給いくらのレンジにどんな職業の方がいるのか、というのをホワイトボードに書きだした図でした。

 

「どうすれば収入をあげることができるのか?」

 

という質問に、大半の方が「能力を上げる」「技術を磨く」と答えます。

 

しかし、この講師はそうではないと話します。

 

その証拠にホワイトボードに書きだした時給別の職業を指し、こう話します。

 

講師「たとえば某ファーストフードの店員。極めて仕事の技術が高いバイトがいます。しかし、いくら技術を高めても上がる時給というのはしれています。逆に弁護士。普通の弁護士でも相当高い給料をもらっている人がいまし、中には弁護士の中では能力が低いと思われる方でもそれ相応の収入はあります」

 

講師「じゃあ何が収入を決めていると思いますか?」

 

水田「う~ん、確かに言われてみれば・・・」

 

講師「答えは何か?それは『希少性』」

 

この講師の話では、「世の中でレアであればある程、収入は高くなる」。

 

そんなおもしろい視点を与えてくれたのです。

 

じゃあどうすればレアになれるのか?

 

この発想自体が斬新でした。

 

例えば、オリンピック選手。

 

オリンピック選手は日本に数人ですので、かなりレアな存在です。

 

そのレアさでいくと100万人に1人程度。

 

じゃあ我々はオリンピック選手になれるのか?

 

それはちょっと無理です。

 

彼、彼女らは血のにじむような努力を幼いころから積上げ、99万9999人に勝ち、その頂点にいるのです。

 

並大抵のことでは、この頂に辿りつきません。

 

では普通の人がどうすればレアな存在になれるのか。

 

そのヒントは「掛け算」という事なのです。

 

我々は100万分の1にはなれないかもしれませんが、ある1つの分野に集中して専門性を突き詰めれば100人に1人の存在にはなれます。

 

1万時間の法則にもあるように、ある特定の分野にリソースと集中すれば100人に1人の存在にはなれるでしょう。

 

まずは、その100人に1人の存在になる。

 

そして、その次に別の分野で100人に1人の存在になる。

 

そうすると1/100×1/100=1万人に1人の存在に。

 

そして更にもう一つの分野で100人に1人の存在になると3つの掛け算で100万人に1人の存在になれるという事なのです。

 

この話を聞き、自分の過去を振り返りました。

 

これまで営業という分野で100人に1人の存在にはなっているだろう。

 

そしてコンサルという職も、もう13年の経験がある。

 

まだまだ不足している部分はあるが、優に1万時間以上の経験は積んでおり、100人に1人の存在にはなっているだろう。

 

であれば、あともう一つ全く別の分野で100人に1人になる。

 

なる程、それはおもしろい発想だ!

 

この時、私は「模索すべき新しい分野とは何なのか」をリサーチし始めたのです。

 

 

今のままで満足?

 

 

 

 

 

人は、今のままで満足してしまうと思考がストップしてしまいます。

 

その先に成長はありません。

 

今の状態に満足せず、何か新しいものに目標を持ち、そのサイクルをひたすら回すことに好循環サイクルが待っています。

 

これは営業も同じです。

 

これぐらい稼げばもう良いだろうという発想では思考がストップしてしまいます。

 

今、あなたが今月、今期の目標を既に達成しているのであれば、早く別の目標設定をしてください。

 

そうしなければ目の前にチャンスがあるにも関わらず、それを逃す結果になります。

 

これぐらいできれば上出来というのは、とりあえず目標を達成したことにする敗者の発想。

 

そんな敗者の発想に陥らないようにするためにも、そして目の前のチャンスを逃さないようにするためにも、常に到達していない目標を設定する必要があるのです。

 

 

2019年05月11日コラム営業