【PDCAの「C」にこだわる事が、ビジネススキルを上げる源泉だ】

2016年3月に世界最強の棋士がアルファ碁と呼ばれるコンピューターに負けて早3年。

 

AIという言葉が、かなり世界に浸透してきたと思います。

 

しかし、このAIでいったい何が実現できるのかというのは、勝手な想像が進み、かなり誤解が生まれているようです。

 

私もAIについては気になるテーマで、先日も人工知能に関するある音声を聞いていました。

 

その音声は、人工知能に対する有識者のディスカッションです。

 

その音声の中で、私が気になったのは、、、

 

「大人の人工知能」と「子供の人口知能」という話です。

 

音声での話し手は、このように話し始めました。

 

「人工知能には、大人の人工知能と子供の人工知能というものがあり、子供ができる事ほどコンピューターには難しい」

 

と話し出したのです。

 

それはいったいどういう事だ?

 

と頭に空白を与えられた私は、その音声に全神経を集中し始めました。

 

その内容をよく聞くと、割と難しいとされている医療の診断や囲碁を打つというテーマに関してはコンピューターは早々に実現させており、それよりも子供でもできるような画像認識やうまく積み木を積むという方がコンピューターにはなかなか実現できなかったそうなのです。

 

ここ最近のビッグデータやIoTなどは大人の人口知能。

 

この分野はそんなに難しい話ではなく、早々に実現できる様子ですが、画像認識などは子供が2、3匹の猫を見ただけで猫を認識できるのに対してコンピューターでは何万、何億の写真を見てようやく認識できるようになったとか。

 

大量のデータからパターンを記憶するのは得意なのですが、あいまいな情報から学習を繰り返しうまくなっていくというのは、ディープラーニングによって進歩はしつつあるものの、まだまだ不得手のようです。

 

そして、子供が夢中に遊んでいる中で新たな遊びを見つけ出すようなランダムな情報から何かを創造するというのは、コンピューターにはなかなか追いつけない人間の能力なようです。

 

 

AIの弱点

 

 

 

 

 

ビジネスの世界ではPDCAというものがありますが、何かを実行して簡単にうまくいかないことがほとんどなのでPDCAという概念が存在しています。

 

そして営業活動というあいまい且つランダムな事象の仮説検証を繰り返し、成功要因を導き出すのもPDCAです。

 

営業担当者の中には、結果が出ないのは自分の責任ではなく、組織の責任だと思っている人がいます。

 

私は与えられた仕事をやっている、それで成果が出ないのは組織の責任だと。

 

簡単に言うと「D」はするが「C」は私の責任ではないと。

 

しかし、そのような仕事にやり方しかできないのであれば、いずれAIに仕事を取って変わられる日もそう遠くはありません。

 

そんな仕事のやり方をするよりも、行動を検証し、どう工夫していくのか。

 

この作業は、AIよりも人間が得意としている分野です。

 

あなたが、もしビジネススキルを上げたいと思っているのであれば、検証し、改善していく学習能力を鍛える必要があります。

 

それがAIにはまだまだできない特殊能力なのだと聞けば、あなたも少しはやる気が出たのではないでしょうか?

 

 

2019年06月08日コラム営業