【「他人の家に土足で上がり込む」。これが私のモットーです】

センスメイキング・・・

 

昨日、とある企業で研修をしていた時に講師であった弊社の酒井がこのような言葉を使っていました。

 

センスメイキングとは、簡単に解説すると「意味づけ力」。

 

部下を動かすために仕事に対する意味づけをして、説明してあげるという事です。

 

この意味づけ力というのは部下を動かすこともそうですし、自分自身を動機づける上でも語られることが多いと思います。

 

そしてこの意味づけ力というのは、部下指導や自分自身の動機づけ以外にも必要な力となってきます。

 

ある意味、今後、人間にとって絶対不可欠な力・・・

 

そんなことを私は予感しています。

 

それはどういうことかというと、、、

 

今後、AIと人間との働く領域として、人間側にこの意味づけ力が求められるからです。

 

現在、AI、ビッグデータ、Iotと横文字が飛び交い、何となく言葉は知っているものの、具体的に質問されると逃げたくなる・・・

 

そんな人は世の中に多く存在していると思います。

 

この用語たちは独立して存在しているように見えますが、実はつながりがあるという事が理解できると、テクノロジーの世界が少しだけ分かりやすくなります。

 

実はすさまじく簡単に説明すると、一連のキーワードはこんな感じで紐づいています。

 

Iotでデータを収集し、そのデータが膨大に蓄積されていく。

 

クラウドの存在によりあらゆる場所でデータが膨大に蓄積できるようになり、それがビッグデータとなる。

 

そのビッグデータを処理能力の高いAIで処理を行い、ビジネスに活用される。

 

例えば、WEBサイト上で書籍を購入し、その購入履歴や属性情報が蓄積されることで、どの書籍を読んだ人が次に何を読むのかという相関関係を導き出し、そしてその相関関係がレコメンド機能として使われる。

 

そんなイメージです。

 

これからはAIの存在により、膨大なデータを処理し、そこから相関関係を導き出すことができるようになりました。

 

しかし、その相関関係をどう解釈するかは人間の仕事。

 

例えば、日本では自販機の2列目の一番左が売れているというデータがあるようですが、この相関関係に意味づけを行い、解を求めていくのは人間の仕事。

 

一時期、マーガリンの消費量と離婚率に相関関係があるとの情報がありましたが、これも意味づけができることで初めて価値を生む。

(実際は因果関係なしとの判断のようですが)

 

これからAIと共存していくと考えると、膨大なデータから相関関係を導き出すのがAI 。

 

そして、その相関関係から意味づけ力を行っていくのが人間。

 

そんな役割分担となっていくことでしょう。

 

裏を返せば、意味づけできない人は価値なしの時代がやってくる。

 

そう考えると、「仕事をやる理由を教えてほしい」とか言っている人は本当に不要になる(粗大ごみレベル)。

 

そんな時代がやってくることは間違いないと思います。

 

 

意味づけの大きな力

 

 

 

 

 

営業の世界では成果を上げるためにモチベーションを高めるという事がよく語られます。

 

しかし、無理にモチベーションを高めてもあまり成果には結びつきません。

 

「毎朝、ポジティブな標語を唱える」

 

「やる気が高まる音声を聞く」

 

「勢いよく外に飛び出していく」

 

しかし、夕方になると肩を落とし、意気消沈する・・・

 

こんなシーンはよくあると思います。

 

これは自分のセルフイメージを変えることなく、ただひたすらやる気だけを高めた結果です。

 

そうではなく、まず自分のセルフイメージを高める。

 

あなたは何のために仕事をしているのか・・・

 

その意味は・・・

 

そんな意味づけから変えていかなければなりません。

 

そして、その意味づけの中、人の役に立ちたい・・・

 

そんな意味づけが出たのであれば、それは大きな力になります。

 

そしてその意味づけが明確になれば多少おせっかいをしてでも、お客様に踏み込むようになるでしょう。

 

「他人の家に土足で上がること」もいとわなくなるかもしれません。

 

あなたは今の仕事にどんな意味づけをしていますか?

 

今後、意味づけ力が必須になっていく中、あなたはどんな意味を持って仕事をするのでしょうか・・・

 

そんなことを考える週末を過ごしてみるのも悪くないと思います。

 

 

2020年10月17日コラム営業