【トークの成否は渋谷で呼びかけた時に相手が振り向くかどうか】

「ふ~ん、これが鬼滅の刃か」

 

在宅勤務での仕事を終え、リビングに向かうと娘が食い入るようにアニメを観ていました。

 

それが「鬼滅の刃」。

 

巷ではかなり有名なようですが、アニメや漫画にあまり興味がない私はその有名なアニメを初めて目にしました。

 

おそらくアニメや漫画のカテゴリーにおいては、私はイノベーター理論でいう「ラガード(遅滞層)」に分類される。

 

そんな「ラガード」の私の目にも入るという事は、凄まじい大ブレイクなのかな?と、ふと思いました。

 

そこまで流行っているのなら少し観てみるかと思い、しばらくの間、眺めていたのです。

 

そうすると、何かの違和感が出てきました。

 

「このアニメ、、、どこかで見たことがある・・・」

 

何となく同じようなストーリーを観たことがあり、それが何なのかが気になり始めました。

 

「進撃の巨人?」

 

「いやちょっと違うか・・・」

 

「他に何かあったような・・・」

 

「・・・」

 

「そうか彼岸島か!」

 

「このストーリー彼岸島に似ている!」

 

「でも同じようなストーリーなのに、なぜこんなに売れているのだろうか・・・」

 

そう考えているうちに、なぜこのアニメが売れているのかを考えてみたくなったのです。

 

「鬼滅の刃は何が売りなのか?」

 

「この兄弟愛が売りなのか?」

 

「そういえば過去に売れていたワンピースは『仲間』というキーワードが売りになっていた・・・」

 

「そう考えると共通するところは『絆』なのか・・・」

 

「そういえばラグビー日本代表も『ワンチーム』」

 

「働くミレニアル世代は仲間や社会に貢献するのが好きらしい・・・」

 

なるほど、今、ヒット商品を出すには「絆」がテーマでなくてはならない・・・

 

そんなことを勝手に妄想していたのです。

 

一度見ればもういいかと思いながらも、なぜ売れているのかという疑問だけは私の頭の中にずっと残っていました。

 

そしてある日、ふとネットニュースを見ているとこんなキャッチコピーが目に入ったのです。

 

『鬼滅の刃』“予備知識ゼロ“で観た人から飛び出した「素朴な疑問点」

 

おっ!これは!

 

数々あるネット記事の中で、ひときわ目立つこのキャッチコピーを思わずクリック!

 

おそらく私と同じように、なぜこのアニメが売れているのか?と考えた人がいるのではないか?

 

そう思った私は、興味津々でその記事を眺めたのです。

 

しかし、書いてあったことは・・・

 

登場人物の解説。

 

「ねずこ」がなぜ竹をくわえているのとか、どうのとか・・・

 

「ああ・・・どうでもいい・・・」

 

このネット記事に肩透かしを食らったような気分になったのです。

 

 

思わずクリックの裏に

 

 

 

 

 

記事の中身は全く私に関心のないことでしたが、私は思わずクリックしてしまいました。

 

それはなぜなのでしょうか?

 

それはこのキャッチコピーがより具体的な1人に絞り込みメッセージが書かれてあったからです。

 

『鬼滅の刃』“予備知識ゼロ“で観た人から飛び出した「素朴な疑問点」

 

鬼滅の刃を観た人の中で、予備知識がゼロで、疑問を持った人、そしてその疑問が素朴であること。

 

この具体的に絞り込んだメッセージが秀逸です。

 

これを読んだ私は思わず、

 

「これって俺のことだよね?」

 

とまさに共感したのです。

 

溢れるメッセージ、あふれる情報、あふれる営業行為。

 

その中でもどうやってあなたのメッセージに興味を持ってもらうのか。

 

そのヒントとなるのが「カクテルパーティー効果」

 

今日はこのキーワードだけをお伝えして終わりにしたいと思います。

 

 

2020年10月24日コラムマーケティング