【ひたすら数字を獲得せよ!実力はあとからついてくる】

「人間の判断力はかなりお粗末らしい・・・」

 

期待はしていなかったが、このように直球で言われると非常に残念な思いになります。

 

これはある書籍の目次の1つ。

 

人間と機械は今後の判断にどのような影響を及ぼしてくるのかという内容でした。

 

その書籍に書いてあった人間のお粗末な判断とは、こんな感じです。

 

イスラエルの刑務所で保釈申請の裁定を下す委員会。

 

そこでの調べによると、朝一番と昼食後の採決では、、、

 

「保釈を認める確率が高い」

 

逆に昼食前や夕方、すなわち疲れている時には「保釈を認めない事が多い」との結果が出たのです。

 

おそらく、疲れていると考えるのが面倒だからリスクのない「保釈を認めない」に採決されたのではと・・・

 

そしてもう一つ、アメリカのある州の裁判官(一流大学出身)は、母校のフットボールチームが予想外の負けを喫するとひどく厳しい判決を出す傾向にあった。

 

しかも厳しい判決を出すのは決まって黒人であったとか・・・

 

この原因としては思考におけるシステム1とシステム2が存在し、システム1が判断に大きく影響されているようです。

 

システム1とは、速く、自動的で、先天的に備わっている思考であり、いわゆる直感というもの。

 

そしてシステム2とは、注意深く、ゆっくり働き、後天的に身につくもので、いわゆる論理思考というもの。

 

人間の判断はシステム1に左右されることが多く、論理的に物事を考えるというより、システム1で直感的に思いつき採決を下すと、システム2を正当化するための下書きを用意するようになる・・・

 

そのため確率や計算などは専門家よりも機械の方が極めて判断が正しく、人間は判断しない方が良いとの事。

 

これは行動経済学で言うところの『確証バイアス』で自分にとって都合のいい情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視したり集めようとしなかったりする傾向のこと。

 

そして更に読み進めていくと、こんな記述が・・・

 

『現在人間がやっている意思決定、判断、予測の多くはアルゴリズムに任せる方が良い』

 

・・・

 

なんか切なくなるのは私だけだろうか?

 

 

確証バイアスを利用せよ!

 

 

 

 

 

人間対機械においては非常に残念な結果ではあったが、この確証バイアスはよく理解しておくことで人生をより豊かにしてくれるものになる。

 

例えば、営業において実力をつけて実績を上げていくというイメージがあるが、実力がなくとも実績を上げることはできる。

 

新入社員でも契約を獲得できるように、タイミングとフィーリングさえ合えば、実績を獲得する事は大いにある。

 

そしてその実績を積み重ねると数字というハロー効果を得ることができるようになる。

 

数字は人の脳にとって思い浮かびやすく、その数字が凄まじいものであれば、その人の印象ごと変えてしまう効果がある。

 

例えば、ぱっとしない20代の男性、服装もだらしない。

 

しかし、Twitterのフォロワー数は10万人というとどうだろうか?

 

この人にはすごく隠れた才能があるのではないか?

 

このような印象を受けるのではないでしょうか。

 

(世の中にはフォロワーを買うという行為もあるようですが)

 

そして大きな数字を獲得した人は、多くのチャンスが舞い込んできます。

 

そしてそこに集まる優秀な人に揉まれることにより、良質な情報と良質な人脈が集まり、そして結果的に実力もついてくる。

 

では、その数字を獲得するためにはどうすれば良いのか?

 

この数字というのは特に売上という実績でなくても良い。

 

それがアプローチ数でもアポの獲得件数でも、面談件数でもなんでもよい。

 

ただ、圧倒的な数字をたたき出すことが重要である。

 

そしてその数字がハロー効果を引き起こし、チャンスを引き寄せ、そして本当の実力に転化していくのである。

 

 

2021年06月20日コラムマーケティング