【ルーティーンが深い洞察力を生む】
「温暖化対策において、『牛』がトップイシュー?」
ここ最近の私の関心ごとはエネルギー問題である。
新聞紙上でも毎日のように温暖化ガス排出に対する取り組みが記載されており、中でも日本は化石燃料をどうするかは喫緊の課題であるといえよう。
このような大きなトレンドの変化において企業はどのようにかじ取りをするのか?
この問題に無関係な企業はないといっても過言ではないぐらいに大きな問題である。
そんな中、温暖化の問題を考える上で、これまで頭の片隅にもなかったものが入り込んできた。
それが「牛」である。
なぜ、牛が温暖化の問題に関係があるのか?
それは、、、
牛が吐くゲップが温暖化効果ガスを輩出しているからなのだ。
牛のゲップやオナラは「メタン」を輩出しており、このメタンというのがCO2よりも温暖化効果が20年で約84倍もの威力をもつとのこと。
そしてここを抑えれば温暖化の抑止に即効性があるとのことなのだ。
これは意外・・・
これまで気候問題と言えばエネルギー、そしてそのエネルギーの中でも化石燃料、そして現在安価で安定的なエネルギー源である化石燃料をどうするのか?
これがロジックの本筋かと思いきや、意外なところから刺客がやってきた。
この問題を解決するために注目されているのが「植物肉」。
アメリカで普及している「インポッシブル・バーガー」や「ビヨンド・ミート」などがその代表格である。
しかし、「インポッシブル・バーガー」も「ビヨンド・ミート」も原料は豆やココナッツやジャガイモ。
現在、食糧不足が叫ばれていく中、気候変動によってそれが更に顕著になってくる可能性がある。
食料において生産よりも消費が上回っている現状からすると、長い目で見て「植物肉」も安心できない。
そんな中で、植物肉を代替する食材があるのか?
実はここも現在研究が進んでいる様子で細胞培養肉というものが存在する。
これは植物さえ使わず、動物の細胞から作り出すようなのだ。
このような細胞から作り出すということが全ての食材で実現できれば、食糧不足からは免れるかもしれない。
そうなると長期的ではあるが畜産農家は、だんだんと需要が減っていくのであろうか?
畜産農家が減ると飼料であるトウモロコシや小麦が減るのか?
そうすると原材料を生産しているアメリカや中国に影響があるのか?
食品自給率の低い日本では、率先して進めるべきではないのか?
色々なところが気になる問いになってきます。
仮説ルーティーンで洞察力を上げる
顧客と話してしてチャンスを感じ取ることができるかどうか。
この感度を上げるためには仮説力を鍛える必要があります。
仮説を立てる力があると白地が生まれ、白地が生まれると行動力が増します。
特に自分自身で導いた仮説には、それを確かめたい欲求が発生し、行動への強い原動力となります。
当然ながら行動量が多くなればなるほど、受注の確率が一定であるとすれば受注件数が増します。
あなたはこの仮説を鍛えるというトレーニングをしているだろうか?
実は、この仮説を立てる習慣が身につけば、行動力も上がり、その行動力が成果に結びつきます。
いちいち考えるのがメンドクサイ?
そんな怠慢なあなたは投資でも初めてみてはどうだろうか?
身銭を切れば仮設立案に本気になる。
これは違いないと思います。