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【コミュニケーションは投資と同じ。リスクを取れば多くのリターンが返ってくる】

「また、ブラックネタ使ったんですか?」

 

ある日、部下にこんなことを言われました。

 

何の話かというと、弊社では毎週、予材管理ブログというものをアップしており、その記事を担当制で各コンサルが書いているのです。

 

だいたいひと月に1回程度、その担当が回ってくるのですが、来週アップされるブログの担当が私だったのです。

 

※ちなみに予材管理ブログはこちら

https://www.yozai.biz/blog/

 

私はこういったブログを書くときによく前職の話を交えて話をします。

 

私の前職は『超』がつくほどのブラック企業。

 

2chのブラック企業偏差値で当時は『東大レベル』の偏差値をたたきだし、そして今では殿堂入りを果たしている企業です。

 

このブラックネタというのは非常に便利で、こういったブログを書く時についつい使ってしまいます。

 

ブラックネタがなぜ便利かというと、まず「ブラック」という言葉がパワーワードだからです。

 

人が思わず興味関心を引いてしまうキーワードのことをパワーワードと言いますが、「倒産」「不正」「バブル」「借金」「突然死」などはその部類に入ります。

※週刊誌の表紙を見ていただくと多用されているキーワードです。

 

このパワーワードを使うと読まれる可能性が高くなるという理由で、ついつい使ってしまうのです。

 

ちなみに前回、私が書いた予材管理ブログが「ブラックネタ」。

【ブラック企業流 営業育成が上手くいかない唯一の理由】

https://www.yozai.biz/blog/20190617/

 

このブログも最初書き出しの時はブラックネタを書くつもりはなかったのですが、たたき台を作っていくと、だんだんブラック寄りに・・・

 

筆が進むのでまぁいいかと思い、このネタを書いてしまったのです。

 

ブラックネタは人に興味を抱かせるという効果ともう一つの効果があります。

 

それが私と読者との距離を縮める役割を果たしてくれます。

 

私のブラックネタは悲惨なものばかり。

 

私のブラックネタを聞くと半ば引く人もいます。

 

弊社のスタッフの中でも結構引かれます。

※大爆笑するのは桑原や山本なつみなどブラック出身者です。

 

この悲惨な目にあったという経験は、ある意味私の過去の苦労話をさらけ出していることになります。

 

昔、大変だった想いを語っている訳ですので、相当な自己開示です。

 

この自己開示が、私の人となりをさらけ出す結果になり、この本音を語る姿が読者との距離を縮めている・・・

 

そんな効果がこのブラックネタにはあるのです。

 

 

表面的な事を話している限り関係性は深まらない

 

 

 

 

 

 

お客様と表面的な付き合いしかできていない・・・

 

そう悩む営業担当者も、ここ最近ではいるかもしれません。

 

特に新人はそうなっているかもしれません。

 

そんな時に何をすれば良いのか。

 

それは、コミュニケーションは投資と同じという原理原則を掴んでおくことです。

 

コミュニケーションも投資も、取ったリスクに対してリターンの大きさが変わります。

 

大きく儲けたいのであれば、大きなリスクを負う必要があります。

 

コミュニケーションもリスクを負えば負うほどリターンが返ってきます。

 

簡単に説明すると、あなたの弱みや過去の苦労した経験を話せば、相手も心を開いてくれます。

 

あなたが表面的なコミュニケーションに終始すれば、相手が心を開いてくれるリターンも少ないという事を意味しているのです。

 

あなたのお客様は、あなたの弱みをどれぐらい知っていますか?

 

もし、この記事を読んで私は表面的な話しかできていないと思うのであれば、少しだけあなたの弱みを見せてみてはいかがでしょうか。

 

その投資が大きくなればなるほどリターンも大きくなってくる・・・

 

そう思うと何となく実践してみたい気になったのではないでしょうか。

 

 

追伸:ちなみに次回のオフィシャルサイトのネタは24日にアップされます。

次回はブラックネタになるのか?気になる方は是非予材管理ブログをお気に入り登録しておいてください。

https://www.yozai.biz/blog/

 

 

2019年07月20日コラム営業


【人生のエネルギーカーブで、相手が興味を引く話題を見つけよ】

「あ~、それ、あるある!!」

 

先日、ある人物とトップセールス談義で大笑いしていました。

 

その人物とは「S-1グランプリ」というコンテストを企画・運営している釣田さんという方です。

 

「S-1グランプリ」というのは、M-1グランプリのセールス版。

 

全国に存在するセールスNo.1を決めるグランプリです。

 

このコンテストは、トップセールスに自身の営業手法をプレゼンしてもらい、それを審査員が「オリジナリティ」「再現性」「お客様思考」の3点で採点されトップが選ばれます。

 

そしてその会場には現役の営業や学生が聴衆として参加。

 

営業のおもしろさを広げていくのが、このイベントの大きな目的です。

 

この活動は私も非常に共感を持てました。

 

なぜなら、リアルトップセールスインタビューズでトップセールスのノウハウを発信していたり(最近、相当サボっていますが・・・)、トップセールス勉強会を開催し、いずれ何かの仕掛けが打てないかと考えているのも、全て『営業のおもしろさ』を世に広めたいという想いがあるからです。

 

そして同じような考えを共有した後は、トップセールスあるあるの話に。

 

「トップセールにはどのような人物がいるか?」

 

このような話に展開しました。

 

まず、『高い目標を掲げている人が多い!』。

 

この話には釣田さんも自分の経験からしても納得のご様子。

 

そして『信頼関係を作るのがうまい!』。

 

トップセールスはありとあらゆる営業手法を持っていますが、その営業手法の多くは信頼関係を築くための手法。

 

それを分かってやっているのかは別として、何かしらの武器を持っています。

 

そしてこの辺りからはおもしろい部分。

 

『意外に自分が売れている理由を知らない』。

 

これは私が多くのトップセールスにヒアリングしたからこそ分かってきたことです。

 

トップセールスは売るための手法を持ち、それを実践していますが、売れている今となってはその行動は習慣化されています。

 

そのため、トップセールスにとっては、その行動は当たり前。

 

しかし、一般人から見るとそれは当たり前ではなかったりする。

 

でも、トップセールスは習慣づいていることを特別とは思わず行動を繰り返しているので気づかないのです。

 

そして『飛びぬけすぎるとオーラを纏う』。

 

これはトップセールスの中でもごく一部の方ですが、会った瞬間に別次元の人だと感じさせるトップセールスがいます。

 

これは日経の竹内さんとも共感した話なので、やはりトップセールスあるあるです。

※日経の竹内さん:リアルトップセールス勉強会の共同発起人

 

会った瞬間に、「正直、この人と営業で勝負しても到底勝てない・・・」と思わせるようなオーラです。

 

そしてごくわずかな存在ですが、『長嶋監督的トップセールス』。

 

まず、何を話しているのかよく分からない。

 

しかし、営業の業績は上げてくる。

 

売れている理由を聞いても解読不明・・・

 

あの世のお告げ的な話をします。

 

話は解読不明なのですが、なぜか憎めないキャラで、そして知識が豊富。

 

そんなトップセールスもいるという話に大笑いしていたのです。

 

そしてトップセールスのあるある話からリアルトップセールス勉強会とS-1グランプリをコラボレーションできないか、という話に。

 

リアルトップセールス勉強会のコミュニティと釣田さんのトップセールスの人脈を掛け合わせ更に大きなコミュニティにする。

 

そしてトップセールス勉強会のメンバーがS-1グランプリに参戦する。

 

その先に、保険業界でいうMDRTのようなセールスの称号を作れないか。

 

そんな話に発展しました。

 

リアルトップセールス勉強会に参加していて、且つグランプリで優勝している。

 

この要件を満たしているとセールスとして高いポジションにつける。

 

こんなことをイメージしたのです。

 

そんな話をしていると、早速、勉強会のメンバーにグランプリへの参加を促そうと思いました。

 

そしてグランプリでのプレゼン方法を釣田さんに確認したのです。

 

釣田氏「やはり会場が一番盛り上がるのは、苦労話をしてくれた時ですね」

 

水田「なるほど、やはりみんな苦労話を聞きたいですか」

 

釣田氏「苦労話がないと、参加者を惹きつけることができないです」

 

 

話し上手になる方法

 

 

 

 

 

相手を惹きつける話ができるとお客様に一目置かれます。

 

一目置かれるということは記憶に残ることにもつながり、営業としては圧倒的に有利に商談を進めることができるようになります。

 

では、相手を惹きつけるために何をすれば良いのでしょうか?

 

それが苦労話。

 

苦労話には人を惹きつける力があり、その印象は長く記憶に残ります。

 

でも私はあまり苦労していない?

 

そんなことはありません。

 

過去を振り返ると何かしらの苦労は誰しもがしていると思います。

 

自分自身の苦労話を引き出す方法として「人生のエネルギーカーブ」を描くという方法があります。

 

横軸に時間軸、縦軸に自分のエネルギーレベル。

 

そして過去に振り返り、自分が乗っていた時は高く、そして自分が沈んでいた時は低く曲線を描いていくのです。

 

そして底の曲線が描かれた時にどんな出来事があったのか。

 

これを描くだけで多くの苦労話や挫折したエピソードが出てきます。

 

あなたが、魅力のある話をしたい。

 

そしてお客様の記憶に残る人物になりたい。

 

もし、そう思うのであれば一度この曲線を描いてみてください。

 

曲線を描くだけで話題が、どんどん溢れてくるのは間違いないはずです。

 

 

 

S-1グランプリとは何か?

 

詳細はこちらに記載されています。

  • S-1グランプリ

https://peraichi.com/landing_pages/view/salesno1

 

 

2019年07月14日コラム営業


【自分の頭の中の言葉を丁寧に話しても、相手には通じない】

ヒアリングスキル「0」で受注する方法・・・

 

こんなタイトルの本があったら、あなたはどう思うでしょうか?

 

おそらく懐疑的になりながらも、その本を手に取ることは間違いないと思います。

 

何の話をしているの?と思われるかもしれませんが、先日私はこのような体験をしてしまったという事もあり、是非、この体験をあなたとシェアしたいと思っています。

 

実は、先日ある企業に訪問に行ってきました。

 

その訪問先は紹介案件。

 

弊社のグループ企業から

 

「営業のことで困っているので相談に乗ってあげてほしい」

 

という依頼があり、そのクライアントに訪問したのです。

 

その企業は弊社のグループ企業が既に現状分析を行っていたという事もあり、会社の問題が隅から隅まで分析されていました。

 

組織構造や組織文化、人員構成から評価制度まであらゆる側面から分析されていたのです。

 

しかも、その内容は先方の経営陣と共有済み。

 

その情報を事前に私も共有し、いざ先方に向かったのです。

 

先方の役員の方とお話しをスタートさせ、事前に聞いていた内容を口にすると・・・

 

先方「そうそう、そうなんだよー」

 

あたり前なのですが、好反応です。

 

よく営業の世界では、最初に共感されるところにハードルが存在します。

 

その共感を得るために雑談が存在し、そして多くの方がYESセットを使います。

 

YESセットとは、最初にYESとしか言いようがないような事実を提示して、その後の会話をスムーズにいかせるための営業テクニックです。

 

YESセットの典型例と言えば、天気の話でしょう。

 

「今日はいい天気ですね」

 

「雨が長引いて嫌ですね」

 

このような導入でスタートする営業マンは山のようにいると思います。

 

そして時折、

 

「今日は暑いですね~」といったところ、

 

「そうかな?涼しいと思うけど」

 

とお客様に返されて冷や汗を流した経験もあると思います。

 

「仕事の話で共感を得やすくするためにYESセットを使う」

 

こういった苦労を誰しもが経験をしていると思います。

 

それはいかに仕事の話で共感を得ることが難しいかを心得ている証拠。

 

仕事の話で共感を得るために、顧客の状況をヒアリングし、悩んでいることを推測し、問題提起する。

 

そしてその問題提起が顧客の考えていることと合致して初めて共感を得るのです。

 

この顧客の頭の中を推測し、察知するスキルは難易度は高いものの、営業マンには必要不可欠なスキルです。

 

しかし、今回の商談は、その頭の中を既に開示してある状態。

 

ただ、その内容を顧客と共有するだけで良かったのです。

 

やっぱり既に顧客の悩みが分かっていると、本当にヒアリングって楽だな~。

 

改めてそう感じさせられた瞬間だったのです。

 

 

説明とプレゼンの違い

 

 

 

 

 

顧客の頭の中にあることを口にする。

 

これは人を動かす要素として非常に重要なキーワードです。

 

巷にいう説明とプレゼンの違いもここにあります。

 

説明とは、自分の頭の中のことを話すこと。

 

プレゼンとは、相手の頭の中に映像を残すこと。

 

相手の頭の中に映像を残す話し方こそ、『伝える』という事であり営業マンが学ぶべき方法です。

 

伝えるのがうまい営業は、例え話がうまい。

 

こう表現すると、相手の頭の中に映像を残すという意味が十分に理解できると思います。

 

あなたは商品説明を行う時に、あなたの頭の中を丁寧に話そうとしていないですか?

 

その話し方ではいつまで経っても相手に伝えることはできません。

 

相手の頭の中に映像を残す。

 

そのためには何を伝えなければならないのか・・・

 

この週末は、是非そのことについて考えてみても良いのではないかと思います。

 

 

2019年07月06日コラム営業


【他人をまねる行為はコミュニケーション力を上げるトレーニング】

「まずは完全なコピーを行うこと」

 

先日、部下に予材管理のセミナーを実施してもらいました。

 

商品知識を深めるためにはアウトプットが一番。

 

1時間という時間を十分に使い、予材管理を説明してもらったのです。

 

このセミナーというのは慣れていないと非常にストレスのかかる作業。

 

普段、おしゃべりの方は良いかもしれませんが、無口なタイプだと、1時間も何をしゃべれば良いのか分からないという衝動にまずは駆られると思います。

 

私も初めてセミナーを実施した時は、話が早く終わってしまわないかというプレッシャーに、コンテンツを十二分に用意するという事をよくやっていました。

 

そして後半になると全て話すことができそうになくなり、最後は駆け足で終了。

 

よくこんなことをやっていたものです。

 

そして何を話すかを考える時、まず最初にやったことは完全コピーからのスタートです。

 

弊社 代表の横山のDVDを何度もみて、文字に書き起こす。

 

そしてその文字を暗記するかのように話す。

 

暗記するためには何度もDVDを再生する。

 

そしてようやくアウトプットできるようになってくるのです。

 

この真似るという作業は営業にとってもかなり重要な事。

 

先輩社員やトップセールスの一言一言を真似る。

 

ここにアドリブなどは全く必要ありません。

 

とにかく猿まねをする・・・

 

そのように前職の入社当初は教えられてきました。

 

ひたすら先輩社員のトークに聞き耳を立てて、それをコピーするのです。

 

この先輩社員のトークというのは今思うと、非常に若手を育成する好材料です。

 

本で知識を得ようが、セミナーに参加してノウハウを持ち帰ろうが、必ず自分の業界、会社に転換させる作業が必要になります。

 

しかし、先輩社員のトークは何も転換する必要が無い。

 

しかも、そのトークで実績が上がっているという事は、既に今の対象客に効果があるという事が実証済みなのです。

 

こんな効果のある材料は他にありません。

 

まずはオリジナルなど捨てパクリまくる。

 

それが成長への最短ルートなのです。

 

 

子供の発達から学ぶ成長法

 

 

 

 

 

 

一般的に第一子よりも第二子の方が、発達が早いと言われています。

 

私の娘も、長女は歩くのに1年2か月ほどかかりましたが、次女は1年かからず歩き出しました。

 

なぜ、第二子の方が、発達が早いのでしょうか?

 

それは身近に手本となる人物がいるからです。

 

そして子供は真似をすることが好きです。

 

第一子の真似をする、そしてその後を追う。

 

こんな光景を何度も見てきました。

 

当然ながら、第一子は年上なので、第二子に比べると運動能力も高く、自由に動き回ることができます。

 

しかし、第二子には同等の能力はなく、必死に追いかけ何とか追いつこうとします。

 

そういった環境が第二子の発育を促進させているのだと思います。

 

これはビジネスでも同じです。

 

身近にいる手本となる人を追いかけ、真似をする。

 

そして、その環境に身を置くことで急速に成長していくのです。

 

数字を上げるための最短距離は何か?

 

難しい本を読み漁るより、自己啓発のセミナーに通うより、実はよっぽど近くにあなたの成長を促進させる材料がある。

 

もう一度、社内を見渡してみてください。

 

あなたの模範になるのは誰なのか?

 

その人物を探すことが成長への早道になるのは間違いないと思います。

 

 

 

追伸:前回の週末語録が配信前の一行語録について解説してしまいました・・・

今回のは、前週の語録です!

 

まぁ気づかれないだろうと思いつつもカミングアウト!

今後とも一行語録を宜しくお願い致します!!

 

 

2019年06月29日コラム営業


【相手が怒っている時は、関係構築のボーナスチャンス!】

昨日は名古屋でリアルトップセールス懇親会!

 

名古屋で7回目の勉強会を終え、初めてリアルトップセールス勉強会に関わる方と懇親会を実施しました。

 

その会場にはこれまでの参加者だけでなく、これから参加予定のトップセールスも参加してくれ、大いに盛り上がりました。

 

その中で、元証券マンのトップセールスと話をしていると、ある話題になったのです。

 

その話題とは、、、

 

私の兄の話です。

 

証券会社出身のトップセールスとノンバンク出身の私が話すと、自ずと厳しい営業環境が話題の中心になります。

 

そんな話をしていると、つい先日、私の兄から聞いた笑い話を披露してしまったのです。

 

私の兄は昔、光回線の営業をしていました。

 

光回線の営業といえば、飛び込み訪問。

 

お客様の立場で会っている人も多いと思いますので、どのような営業なのかは簡単に想像がつくと思います。

 

私の家にも未だにその類の営業がきて、いつも「大変やな~」という思いで接しています。

 

彼らは見ず知らずのお宅に訪問し、異常なほどの警戒心を持ったお客様と接します。

 

そして大半のお客様は、話の内容はスルーして「さっさと帰ってほしい」という雰囲気を醸し出します。

 

その空気は私も同じ旧来型の営業をしていたのでよく分かります。

 

そんな旧来型の営業をしていた兄が、昔の営業時代を思い出し私に語ってくれたのです。

 

兄「飛び込み訪問をやっている時代は異常やったな~」

 

水田「確かに、テレアポも話を聞いてくれる人が200件に1件ぐらいやったし」

 

兄「俺も飛び込みしてて、なかなか話せない事にストレス感じてたわ」

 

水田「飛び込みもテレアポも同じやな~」

 

兄「昔、営業してた時は同じマンションに繰り返し行っててん。その方が数字上がるって分かってたし」

 

水田「あ~、それあるな~」

 

兄「そんで、マンションやとセキュリティ掛かってるから中に入られへんやろ」

 

水田「そうやな~」

 

兄「だから毎回インターフォン越しに話しててんけど、何回も行くとたまに怒りよる奴がおるねん」

 

水田「ほ~」

 

兄「そんで怒りが頂点に達したんやろな~、『お前!部屋まで上がってこい!!』とか言われてセキュリティが解除される時があんねん」

 

水田「おお!それで?」

 

兄「そん時、普通やったら行きたくないやん。でも俺。あの時、スキップして入ってたもんな~」

 

水田「(笑)」

 

兄「いやさー、胸ぐら掴まれても『人としゃべれるー』とか思って心躍ってたから」

 

水田「あんた、やっぱトップセールスやわ(笑)」

 

しかし、そんなお客様ほど中に入ると仲良くなれるものです。

 

これはクレーム対応をしてことがある人なら何となく分かると思います。

 

相手が怒っている時ほど、その後、仲良くなれる・・・

 

これはなぜなのでしょうか?

 

 

怒りの先にある心理

 

 

 

 

 

 

怒り出すというのは、一体どんな心理からそのような感情が湧くのでしょうか?

 

基本的には、怒りは相手をコントロールしたいという欲求からきます。

 

例えば、子供を叱るのは、その行いをやめさせたいという思いからです。

 

自分の思ったような子に育ってほしいという思いからです。

 

今回の怒っているお客様も、営業マンの今の行為をやめさせたいという思いからきています。

 

そして一通り怒りをぶつけると、今度は返報性の原理からあなたの話を少しだけなら聞いてあげても良いよという心理が湧きやすくなります。

 

コントロールしたいという欲求を受け入れた相手に、返報性の心理が湧くのです。

 

怒っている相手には近づきたくない・・・

 

そう思うかもしれませんが、意外に関係性を構築するチャンスです。

 

怒りの山を越えたら、その後にボーナスチャンスがやってくる・・・

 

そう思うと相手の怒りも少し違った形で捉えることができるのではないでしょうか?

 

 

2019年06月22日コラム営業